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2020年12月04日

加湿器の効果的な使い方!置き場所やお手入れ方法について

キッチンにある蒸気を出した加湿器

いよいよ冬本番となり、室内や肌の乾燥が気になる季節となってきました。乾燥対策として加湿器を使い始めた、という方も多いのではないでしょうか。人が快適に室内で過ごす湿度は40%~60%と言われており、最適な湿度を保つことは健康維持や美容にとってもメリットがあります。

冬の時期に大活躍する加湿器ですが、正しく使えていないとその効果を充分に得ることができず、逆に健康に影響を及ぼしてしまうこともあります。

そこで今回は、加湿器の正しい使い方のおさらいから、より効果的に使用する方法や設置箇所について、実は奥が深い加湿器についてじっくり紹介していきます。

部屋が乾燥しているとどんな悪影響がある?

まず、乾燥していることでどのような問題が発生するでしょうか。いくつかご紹介いたします。

空気中のウイルスを活性化させる

風邪やインフルエンザのウイルスは、湿度が40%以下になると活発になります。

空気中の湿度が保たれていると、ウイルスは水分とくっついて地面に落ちるため、感染が広がりにくい環境を保ちやすくなります。

ところが空気が乾燥していると、くしゃみや咳で空気中にばらまかれたウイルスは、水分とくっつくことができず、約30分間、空気中をふわふわと浮遊し続けるため、人がウイルスを吸い込みやすくなります。

インフルエンザと湿気の関係のグラフ

(引用)NIKKEI STYLE 「室温・温度管理でインフル予防 20度以上、50~60%が理想」
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO93955790T11C15A1W13001/

ウイルスに感染→体内で増殖→くしゃみや咳で外に浮遊。この連鎖により、乾燥しやすい冬は特に、風邪やインフルエンザが流行しやすいのです。

のどの痛み

のどの痛みには様々な原因はありますが、乾燥によってのどの潤いが失われることによる炎症も原因の多くを占めます。

本来、のどの粘膜は潤っており、ウイルスなどの外敵の侵入を防ぐ働きがあります。
しかし、空気が乾燥していると粘膜にウイルスなどが付着しやすくなり、その結果体内へ風邪やインフルエンザなどのウイルスが侵入してしまい炎症を引き起こします。

髪トラブル

湿度の低下は、頭皮の血行不良を招き、頭皮や髪に栄養が行き届かなくなってしまいます。

健康的な髪の水分量は約12~13%とされていますが、7%を下回ると枝毛や切れ毛が増え、静電気が発生しやすくなり、髪がパサつきやすい状態になります。すると髪のキューティクルが開きっぱなしになり、栄養や水分がどんどん抜けていってしまいます。

肌トラブル

肌の一番外側にある表皮には、皮膚と汗が混じりあって皮膚膜をつくり、外部の刺激から皮膚を守るバリア機能があります。

しかし、湿度が50%以下になると、肌の水分が急激に蒸発しやすくなり、乾燥しやすくなります。また、角質層のの水分量が10%以下になると、いわゆるドライスキン(乾燥肌)という状態になり、肌荒れ、かゆみなどの症状が起こります。

特に冬はエアコンで湿度が下がる

冬場にエアコン(暖房)を入れることで、乾燥すると感じたことはありませんか?その原因は、室内の水分量自体が減っているからではありません。

エアコンと家と水の量の図表

温度が高いほど、空気中の水分量(飽和水蒸気量)は増えていきます。エアコンを使用すると、温度は上昇しますが、空気中の水分量は増えません。よって、温度だけが上昇し、相対的に湿度は低下してしまいます。(相対湿度)

冬のほうが夏に比べて乾燥を感じやすいのは、上記の理由により飽和水蒸気量が少ないからです。

特に冬にエアコンで湿度が下がるポイントをまとめました。

①冬の空気は、温度が低いことで空気の含むことができる水分量が少ない状態
②エアコンで温度だけを上昇させることで相対的に湿度は低下する

加湿器にはどんな効果・メリットがある?

乾燥対策

加湿器は使用することで、快適に過ごせる湿度と言われている40%~60%を保つことができます。
また、肌に最適な湿度は60~65%と言われていますので、特に肌の乾燥が気になる場合には、室内の湿度とは別に直接保湿スキンケアをすることもおすすめいたします。
なお、湿度が70%以上になるとかえってカビやダニを増殖させてしまうため、高ければ高いほど良いというものでもありませんので注意しましょう。

ウイルス対策・予防

厚生労働省はインフルエンザの予防・治療について(2020年11月)「空気が乾燥すると、起動粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です」と伝えています。

もちろん加湿するだけで絶対に感染しないということではありませんが、家庭内で簡単にウイルス対策ができるので安心につながりますよね。

体感温度の差

エアコンと加湿器を併用するとエアコン単体で使用するよりも暖かく過ごせる」というメリットをご存知でしょうか。なぜ暖かく過ごせるのでしょう。

答えは「汗」と「湿度」です。

人は汗をかいて体温調整をしていますが、発汗時に気化熱を奪い、体温が低下します。夏はもちろん冬でも少量の汗をかきます。湿度が低いと、空気が乾燥しているために汗の蒸発も盛んになり、体の熱が奪われやすくなって寒く感じるのです。
そこで加湿することで、水分の蒸発が抑えられ、暖かく感じられます。

加湿器をより効果的に使うには?

加湿の効果を充分に発揮するには、適した使い方があります。
ここでは、正しくより効果的に加湿器を使う方法をご紹介いたします。

部屋に最適な加湿器の選び方

ポイント① 部屋の広さに応じた加湿量で選ぶ

部屋の広さと建物の種類により最適な加湿量が決まっています。最適な加湿器を選ぶために、2つの要素について知りましょう。

1つ目は、加湿量です。「mL/h」で表示します。室温20℃、湿度30%のとき、1時間あたり何リットルの水蒸気を出すか示した数値です。この数値が大きいほど加湿する力が強く、広い部屋をカバーできます。

2つ目は、適応床面積です。室内20℃において、湿度60%をキープできる部屋の大きさの目安です。

この2つの関係を以下の表にしましたので、参考にしてください。

加湿器のパワーと部屋の広さの表

なお、和室と洋室で加湿量が異なるのは、畳などの和室に使われる材料が湿気を吸収するために、同じ広さの洋室よりも加湿力が必要となるためです。

ポイント② 用途、加湿タイプで選ぶ

加湿器は、加湿方法から4つのタイプに分けることができます。仕組みやメリット、デメリットについて簡単に紹介していきます。

スチーム式

スチームタイプ加湿器

仕組み:タンクの水を熱して蒸発させて加湿
メリット:加湿スピードが速い、煮沸による殺菌効果から内部の衛生状態を保ちやすい
デメリット:吹き出し口が熱くなりやすい、電気代が高くなりやすい

 

②気化式  

気化式加湿器

仕組み:水を含んだフィルターにファンで風を当て、水分を気化させて加湿
メリット:熱源をつかわないため安全、電気代を抑えられる
デメリット:加湿スピードがゆっくり、定期的なフィルター清掃や交換が必要、ファンの騒音が気になることもある

 

③超音波式

超音波式加湿器

仕組み:水に超音波の微振動を与え、霧状に噴出して加湿
メリット:オシャレなものが多い、電気代を抑えられる、アロマをセットできるものもある
デメリット:定期的な清掃が必要、周囲の床を濡らすこともある

 

④ハイブリッド式(温風気化式)

ハイブリッド式加湿器

仕組み:気化式+熱源→気化式に熱の力を加えて効率的に加湿
メリット:加湿スピードが気化式より速い、吹き出し口が熱くならない
デメリット:気化式よりは電気代が高くなる、定期的な清掃が必要、本体が高価なものが多い

 

家以外でも乾燥対策をしよう

自宅に限らず、冬は家以外でも乾燥対策をしよう乾燥しやすいです。
通勤・通学時の車内、オフィスなど様々なところでエアコンなどの暖房がかかっていますね。
そのため、自宅に限らず、外出時にも乾燥対策をすることがウイルス対策や美容対策にもつながってきます。簡単に加湿ができる方法を紹介します。

マスクの着用
外でも、のど・鼻の粘膜を乾燥から守ってくれます。

携帯用加湿器の利用
オフィスで使えるUSBタイプや外出中に使える首かけタイプの加湿器など、様々な種類の加湿器がでています。

加湿器の最適な置き場所に設置する

加湿器は正しく設置することで本来持つ効果を発揮することができます。逆に、置き場所によってはきちんと効果が得られないこともあります。ご自宅、オフィスの加湿器の位置が適切か、確認してみましょう。

これから加湿器を購入予定の方も参考にしてみてください。

加湿器は棚や台の上

床に置くと部屋中に粒子が拡散しづらく、きちんと加湿がされないことがあります。高さ1m程度の棚や台などの上に置くのがおすすめです。

窓やカーテンから離れた場所

窓やカーテンの近くに置くと、窓には結露が、カーテンにはカビが発生しやすくなってしまいます。なるべく近すぎる場所は避けましょう。

家電から離れた場所

家電は水分に弱く、故障の原因になってしまうことも。テレビやオーディオなどの配置も確認しましょう。

エアコンの風が直接当たらない場所

エアコンの風が加湿器に当たると、センサーが誤作動を起こすことがあります。

加湿器のベストポジションは「エアコンの真下」

エアコンの真下に高さ1mほどの台に乗せておくのがベストです。エアコンの風が直接当たらず、適度に風に乗せて湿度を全体に広げてくれるので、一番加湿器の効果を発揮できる場所といえます。

加湿器の最適な置き場所

加湿器を使う際の注意点

ここでは加湿器を使用する際、気をつけるべきポイントをご紹介いたします。

直接蒸気に当たらないようにする

加湿器は部屋の加湿のためにつくられているため、直接蒸気に当たらないようにしましょう。
余分な水分が肌にあたることで、かえってより肌の乾燥が進んでしまう場合や、健康によくない場合があります。特にスチーム式の加湿器の場合は、吸い出し口や蒸気が熱い場合があります。

水道水を使う

水道水よりも効果が高そうに感じてミネラルウォーターを給水したくなる方もいるかもしれませんが、水道水を使いましょう。

水道水に含まれている塩素がカビや雑菌が繁殖しにくいものとなっています。なお、ミネラルウォーターだけでなく、浄水器の水、アルカリイオン水なども同じように使用しないようにしましょう。

カビやダニの発生・拡散にも注意しましょう

加湿器の内部は意外と汚れていることをご存知でしょうか。

日々の忙しさからお手入れをサボってしまうとカビや雑菌などが繁殖し、蒸気とともに部屋中にそれらが噴出し、人が吸い込んでしまうことにもなりかねません。

特に、水で繁殖しやすいレジオネラ菌には注意が必要です。過去には加湿器を使用したことによりレジオネラ菌を吸い込んだ人が肺炎になってしまったケースもあります。

加湿内部の汚れ

加湿器を安全に効果的に使うために、お手入れの正しい方法や頻度についても後述していきます。

加湿器病とは(原因・症状)

「加湿器病」とは加湿器が原因でかかる病気です。正式には「過敏性肺臓炎」といいます。

症状:咳・たん・発熱・全身の倦怠感など風邪のような症状

原因:加湿器を不衛生な状態のまま使用したことにより、加湿器内に発生した雑菌やカビが蒸気とともに噴出され、吸い込んでしまうことです。長時間吸い込み続けると、発症しやすくなります。

加湿器のお手入れ方法

加湿器を清潔に使うためのお手入れ方法を頻度によってわけて紹介しています。

なお、今回紹介している方法はあくまでも一般的な掃除方法です。機器によっては故障の原因になることもございますので、取扱説明書やメーカーサイトのサポートページを確認してください。

毎日のお手入れ

タンク内の水は毎日交換し、タンク自体も水洗いをしてやわらかい布で全体を拭きましょう。

タンク内に水が残った状態で、注ぎ足してしまうと、雑菌が繁殖しやすい環境をつくってしまいます。きちんと残った水は捨てて、新しい水に入れ替えるようにしましょう。また、加湿器を使わないときは水を抜いて乾燥させましょう。

2週間~1か月に1回のお手入れ

① 吸気口のほこりを掃除機などで取ります。
②タンクやトレイ、フィルターをつけ置き洗いをします。

〈準備物〉
・40度以下のぬるま湯が入ったバケツやたらい(タンクやトレイがすべて浸かる量)
・クエン酸(ぬるま湯1リットルに対して6g)
・不要な歯ブラシ
・タオルや雑巾
・スポンジ

〈手順〉
(1)タンク、トレイ、フィルターを簡単に水でゆすいで汚れを落としておく。
(2)バケツの中にぬるま湯とクエン酸20gを入れて混ぜます。
(3)クエン酸水に部品の全体が浸かるようにし、30分~2時間ほどつけ置きします。部品の全体が浸からない場合には、途中でひっくり返して浸します。
(4)時間になったら水で洗い流します。落ち切っていない汚れがある場合、歯ブラシやスポンジで 磨きます。
(5)タオルや雑巾で完全に水気をふき取って完了。

〈注意点〉
・クエン酸が部品内に残ってしまうと、臭いや故障につながってしまうので、しっかりすすいでください。
・クエン酸の濃度が高すぎると部品破損の原因になります。適正な濃度にしましょう。

シーズンオフでしまうときのお手入れ

ポイントは「完全に乾いてから片づける」ことです。

クエン酸掃除、中性洗剤での掃除などに関わらず、掃除の後には水気を拭き取り、しっかり乾かしましょう。また、しまう際には湿気が少ないところを選ぶのもおすすめです。

加湿器を空気中のウイルス除菌や防カビに活用する【安定型次亜塩酸ナトリウム】

タンク内が不衛生だと加湿器病などの健康面を損なう恐れがあることや、そのためのお手入れ方法を紹介してきました。
ただ、お手入れはどうしても手間がかかってしまいますし、面倒くさい気持ちもありますよね。

そこで、加湿器を使用することで、タンク内の除菌や空間除菌という一石二鳥の効果が期待できる商品が出てきています。方法は加湿器の給水をする際に、安定型次亜塩酸ナトリウムを適量入れて使用するというお手軽さです。

 

※空間噴霧商品を選ぶときのポイント
WHOは「室内空間で日常的に物品等の表面に対する消毒剤の(空間)噴霧や燻蒸することは推奨せず」という見解を示しています。厚生労働省もWHOの見解に従い、同様に推奨しないと発表しました。

ただ、現在も多くの空間除菌製品が販売されています。それは、「推奨しない」は「禁止する」ではないからです。しっかりと試験結果を提示すること、効果を誇示した広告にしないことなどが各企業に求められています。

そのため、各企業は第三者機関へ検証を依頼し、効果や安全性があると判断した商品を販売する流れになっています。

安定型次亜塩酸ナトリウムを用いた商品を選ぶ際は、効果、安全性について第三者機関へ依頼して検査を実施している企業の商品を選ぶようにしましょう。検査の結果がしっかり掲示されているかどうかを企業のホームページにて確認して選ぶことをおすすめします。

(引用)新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html

安定型次亜塩酸ナトリウムとは

そもそも安定型次亜塩酸ナトリウムとは何か、と疑問に思う方はこちらをご覧ください。

上水道やプールの殺菌、家庭では塩素系漂白剤などに使用されている次亜塩素酸ナトリウムという物質があります。
高い殺菌作用、漂白作用、酸化作用をもつことから、広範囲のウイルスなどに殺菌・消毒効果をもっています。ただ、あまりに強力で人体への危険性があるため、使い方にはさまざまな注意が必要です。

安定型次亜塩素ナトリウムは、特殊製法により、菌への高い性能評価を出しながら、安全に使用することが可能になったものをいいます。

安定型次亜塩酸ナトリウムのメカニズム

安定型次亜塩酸ナトリウムが、どのようにしてウイルス除菌や消臭、防カビといった効果を生むのか簡単にご紹介します。

 

①イオンカプセルの中で高純粋・高密度により強固に結合された次亜塩素酸イオン(NaCLO-)は水溶液中で安定しています。

②空気中にスプレーすることでイオンカプセルが弾けて、浮遊している細菌やウイルスや有機物に反応します。

③ターゲットとなったウイルス、カビ、ニオイ菌、菌から電子を奪います。酸化作用といいます。

④浮遊している細菌やウイルスは酸化することで機能低下を起こします。

i-clocoメカニズム図式

安定型次亜塩酸ナトリウムを使用した製品のおすすめ

ナノクロシステムが販売している安定型次亜塩酸ナトリウムを使用している除菌スプレー「i-cloco」がおすすめです。

「最高品質の次亜塩素酸イオン」と品質をとことん重視し開発した商品です。気になる方は下記リンクより商品をご覧ください。

→ナノクロシステムの「i-cloco」の商品紹介はこちら

まとめ

ここまで加湿器について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
東京の冬は砂漠よりも乾燥しているというデータもあり、湿度を上げてくれる加湿器は欠かせないものです。

正しく使用して、最大に効果を高めましょう。ウィズ加湿器で潤いのある生活を!

家族団らんと加湿器

会社概要 Company Data

電話番号:03-6272-9787
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会社名 ナノクロシステム 株式会社
設立 平成19年5月7日
住所

住所:〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-10-15
FAX:03-6272-9787

代表取締役 徳永 道男
事業内容 ・衛生管理用品の企画・製造・販売
・健康関連商品の企画・製造・販売
・環境・エコ関連商品の企画・販売