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2021年04月16日

除湿機からカビの臭いが?!梅雨入り前にしておきたいお手入れ方法3つ

窓際の除湿器

ジメジメした空気が不快な6月の梅雨の時期。

湿気対策のために除湿機を使っていたら変なニオイがする、嫌なニオイを感じることはありませんか?その嫌なニオイは除湿機内部に発生した「カビ」が原因の場合があります。

今回は、除湿機の内部になぜカビが生えるのか、カビを生やさないためのお手入れ方法をご紹介します。
除湿機を本格稼働させる梅雨前に、きちんとお手入れをして快適な空気で過ごしましょう!

除湿機のお手入れ、していますか?

除湿器のタンクを取る女性

湿度が高くなると当然、ジメジメとした不快感が増加しますが、ヒトが快適に過ごせる湿度は40%~60%といわれています。

特に高温多湿な日本の梅雨の時期、湿度は70%を超える日も多く、快適な暮らしのために除湿機の稼働日がぐんと増えるご家庭も多いのではないでしょうか。梅雨の時期でなくても除湿機は湿度対策として取り入れることで、不快な湿気が取り除けるだけでなく様々なメリットがあります。

  • 部屋干しなどのニオイ対策
  • 浴室、クローゼットなどのカビ対策
  • 寝具やペットなどのダニ対策
  • 食中毒の感染対策

 

このように大活躍する除湿機ですが、皆さんはどの程度お手入れをしていますか?実は、除湿機内部自体が、湿度が高くなりやすくカビが発生してしまうことも。
きちんとお手入れを行なったつもりでも、メンテナンス部分や頻度によってはカビが生えてしまうこともありますので、正しいお手入れを行う必要があります。

※部屋干しのニオイが気になる方は、別のコラムで部屋干しのニオイ対策について紹介しているのでよかったらご覧ください。
→「【まとめ】部屋干しのニオイを予防する方法」へ

なぜ除湿機にカビが発生してしまうの?

湿度計と観葉植物

除湿機の役目は除湿をすることですから、なぜその内部でカビが発生するのかいまいちピンとこない方もいるかもしれません。
そこで、まずはカビが発生する条件と除湿機の仕組みを知ることで、除湿機の内部にカビが発生する理由について理解しましょう。

カビが発生しやすい環境・条件とは

カビが繁殖しやすい条件として、以下の3つが挙げられます。

・70%以上の高い湿度

カビ菌は高い湿度を好みます。湿度60%以上で活発に動き出し、80%以上になると一気に繁殖します。水気がなかなか切れない場所や、空気の動きがない場所などは特に湿度が高くなりやすい環境といえます。

・20~30℃の高めの気温

ヒトも過ごしやすい高めの気温において、最もカビ菌が活発に繁殖します。そのため、気温において対策することは難しいといえます。

・ホコリ、食べカス、汚れなどの栄養分

カビ菌にとってはさまざまなものが栄養分になります。食べカスはもちろん、ホコリ、汚れ、ヒトの垢、髪の毛、プラスチックや塗料などあらゆるものがカビ菌のエサになってしまいます。

加湿器を稼働することで上記の3つの条件が揃ってしまうのです。

除湿機の仕組みを理解しよう!

除湿機の仕組みは大きく3つの種類に分けることができます。

  • コンプレッサー式
  • デシカント式
  • ハイブリッド式

 

今回は、コンプレッサー式除湿機とデシカント式除湿機について詳しく説明します。

どのタイプにも排水タンクがついており、定期的にタンクの水を捨てる必要があります。湿度を下げる過程で排水タンクに水が溜まりますが、この仕組みは「結露」にあります。そして、この「結露」が除湿機内のカビ発生に関係しているのです。

まず、この結露について見ていきましょう。

ポイントとなるのは、空気は気温によって含むことができる水分量が決まっているという点です。気温が高いほど含むことのできる水分量は多く、気温が低いほど含むことのできる水分量は少なくなります。

結露のしくみ

このように、除湿機の内部では本体で取り込んだ空気の温度を下げることで、結露を発生させています。その水蒸気から液体になった水分を溜めておくのが排水タンクです。

それでは、それぞれの除湿機の仕組みについてご紹介していきます。

コンプレッサー式

コンプレッサー式除湿器の仕組み

コンプレッサー式除湿機は、空気を冷やし、空気中に含まれる水蒸気(気体)を水滴(液体)へと液化して結露を発生させることによって湿度を下げる仕組みの除湿機です。この水滴を排出するためにタンクが内蔵されています。

デシカント式

デシカント式除湿器の仕組み

デシカント式除湿機は、乾燥剤を含んだ除湿ローターによって空気中の水分を吸い取り除湿する仕組みの除湿機です。くり返し除湿するために、水分を含んだ除湿ローターをヒーターで加熱することによって水分を放出させ、その後、水分が熱交換器を通るときに室温に冷やして結露を発生させています。

ハイブリッド式除湿機

ハイブリッド式除湿機とは、コンプレッサー式除湿機とデシカント式除湿機のメリットを兼ね備え、デメリットを解消するために開発された除湿機のことです。

このタイプの除湿機も、他の2タイプ同様に結露を利用しています。

 

このように、除湿機は結露をさせ余分な水分を取り除いた快適な湿度の空気を部屋に戻しています。その過程で除湿機内部は加熱と結露が同時発生するため、除湿機内部はとても高温多湿になりやすいのです。

また、除湿機はエアコンや空気清浄機などと同じくフィルターを通すことで空気中のゴミやホコリを取り覗いてから除湿を行います。ゴミやホコリが溜まっている環境はカビの発生条件の1つです。フィルターにゴミやホコリがついている限り、カビに栄養を与え続けることになってしまうのです。

そうすると「多湿」「高温」「カビの栄養分」と、除湿機内部はカビが生える条件である3つの条件を満たしてしまいます。

除湿機にカビが発生するとどうなってしまう?

室内干しに除湿器

実際に除湿機にカビが発生するとニオイ以外に影響はあるのでしょうか。

先ほどご紹介した除湿機の仕組みにあるように、室内の空気は除湿機に取り込まれ、適度な湿度に整えられて室内に戻されます。除湿機の内部にカビが発生した場合、取り込んだ空気にカビの胞子が付着してしまい、その空気が部屋に飛散してしまうのです。

例えば、部屋干しのときに使用した場合には、部屋だけでなく衣類にもカビの胞子が付着してしまう可能性もあります。
カビの胞子が飛散するというと、カビによるニオイや衣服、住居への影響が気になるかもしれませんが、実はヒトへの健康被害にも繋がる危険性があります。継続して大量にカビの胞子を吸い込んでしまった場合に、以下の病気になってしまうことがあります。

  • 喘息
  • 肺炎
  • アレルギー性鼻炎
  • アトピー性皮膚炎などの皮膚の異常

 

特に小さな子どもは、大人に比べて免疫力が低いことから、大人よりも発症率が高くなりやすいのです。

そのため、普段からしっかり除湿機の手入れをしてカビの発生を抑制していくことが大切です。また、除湿機と同じくエアコンもカビが発生しやすいためお手入れを心がけましょう。以下のコラムで詳しく紹介していますので、気になる方はご覧ください。
→「放置は危険!エアコンのカビ汚れ・臭いは正しい掃除と対策で撃退!」へ

カビ予防のために除湿機をきれいに保つお手入れ方法

掃除機でフィルター掃除

ここからは、お手入れ方法を解説します。除湿機のお手入れを行うときは、必ず電源を切っているか確認してから始めてください。

また、一般的なお手入れ方法をご紹介しますが、使用機器によって異なる場合があります。詳細についてはご使用の除湿機メーカーの公式ホームページや取り扱い説明書で確認してください。

毎回使用後のお手入れ

常に除湿機を稼働させていると毎日のお手入れを忘れてしまいがちですが、なるべく使用後は、お手入れをするようにしましょう。
除湿機を使用する度にできるお手入れは、排水タンクのメンテナンスです。

  1.  使用後に水をすべて捨てる
  2.  タンクのふたとタンク内のぬめりや汚れをゆすいで落とす(フロートは取らないようにする)
  3.  汚れがひどいときは、中性洗剤を薄めたぬるま湯で洗う
  4.  布で水分を拭き取るなど乾燥させたのち、タンクのふたを取り付ける

 

毎回欠かさずにお手入れできていれば、毎回のお手入れの時間は短時間で済むはずです。タンク内の雑菌が繁殖することでぬめりとなるため、汚れ具合の目安になります。毎回、ゆすぐときにぬめりがついていないか確認してみてください。

2週間ごとのお手入れ

ゴミやホコリが付着しやすいフィルターは2週間ごとに行いたいお手入れをしましょう。

  1. カバーを外し、フィルターを取り外す
  2. カバーは汚れを拭く
  3. フィルターは掃除機で汚れを吸い取る
  4. 汚れがひどいときは、水、ぬるま湯で洗う

 

フィルターに関しては、メーカーや使用機種によってお手入れ方法が異なってくるため、参考にいくつかのメーカーの動画を載せておきます。

【SHARP】

【Panasonic】

【三菱電機】

フィルターにゴミやホコリがたまって目詰まりを起こしてしまうと、カビにつながるだけでなく除湿機の稼働力も落ちてしまう可能性もあります。

定期的なお手入れで、キレイな状態を保ちましょう。

1カ月に一度のお手入れ

1カ月に一度行いたいお手入れは、除湿機本体排水タンクです。

除湿機本体をお手入れするときには、水かぬるま湯に浸した布を固く絞って汚れを拭くようにします。タンクが収納されている部分は特に汚れがたまりやすい形状なので、しっかりと拭いてください。

除湿機の内部に水分が入り込んでしまうと故障につながる可能性がありますので、汚れなどを拭くために中性洗剤などを使用する際には注意するようにしてください。

排水タンクは毎回のお手入れとして水を捨てて軽く洗うことをご紹介しましたが、月に一度はしっかりとタンク内を掃除しましょう。中性洗剤やクエン酸などを用いてスポンジで洗います。

使用後、お手入れ後は必ず乾燥させましょう!

使用後やお手入れ後、乾燥が不十分なまま設置してしまうと、除湿機内部の湿度が高いまま保たれてしまいます。カビの発生を防ぐためには、湿度管理が大切です。布で拭くだけでは水分が取りきれていないこともあるかもしれません。そのため、天気が良い日には天日干しにするのもオススメです。

除湿機に関するよくある質問

除湿機をお手入れしていないと寿命も短くなりますか?

寿命は短くなる可能性が高いといえます。ゴミやホコリ、雑菌などが除湿機の内部に侵入してしまうと、機器の故障につながります。また、そういった状況では除湿機能が低下 することで本体に負荷がかかり、寿命が短くなることも考えられます。

除湿機は毎日使用していても問題ありませんか?

毎日使用しても問題ありません。ただし、あまりにも長時間、毎日酷使するとその分除湿機の寿命も短くなると考えてください。 また、毎日使用される場合でも、水は毎日入れ替えて、適度にお手入れをする時間はとるようにしましょう。ゴミやホコリ、雑菌が付着したまま稼働すると健康被害につながる可能性もあります。

除湿機は部屋のカビ対策にも効果的ですか?

効果的です。特に湿度が高くなる梅雨時期にはチカラを発揮します。カビが活発に動き出すのは湿度が60%以上です。室内の密閉空間、水回りなどの空気が循環しない水気がある場所などは60%以上になりやすく、除湿機を使用することでカビの活動を抑制できます。

まとめ

アジサイとカエルの置物

除湿機はカビ対策に有効なアイテムのひとつであることをご紹介しました。

しかし、それもしっかりと除湿機のお手入れをすることによって、きちんと効果を発揮してくれます。ついうっかり忘れてしまったということがないように、スケジュールに印をつけてお手入れの日を習慣化してみるのもひとつの手ですね。

高温多湿の梅雨を今年も快適に乗り切るために、ぜひお手入れをはじめましょう。

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