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2016年03月09日

カビ発生の実験、やってみた!

虫眼鏡をもつ手

二酸化塩素や安定型次亜塩素酸ナトリウムはウイルス、細菌に対して除菌効果のあることは、様々な第三者専門機関の検査で実証されています。

しかし、実際にはウイルスや細菌を除菌しているシーンを可視化することは難しく、「効いているのかわからない」と、その効果に疑問を投げかけられる方は多いようです。

そこで二酸化塩素や安定型次亜塩素酸ナトリウムの除菌効果を視覚化してわかりやすく示す実験としてカビによる防カビ効果の比較実験をしてみました。

「防カビ力=全てのウイルス、細菌の除菌力」とは言い切れませんが、親カビから発生したカビの胞子を酸化分解させその効力を失わせることで新たな親カビの発生・増殖を防ぐという塩素分子の化学反応はウイルス、細菌に対する効果と同様のものです。

非常に興味深い結果が出ましたので参考にしてみてください。

二酸化塩素と安定型次亜塩素酸ナトリウムの除菌効果を視覚化できるのか!?

カビ発生の比較実験の条件

カビ発生の比較実験として以下の同条件のもとに設置し、カビの繁殖状態の経過観察をしました。

  1. 防カビ対策をしていないもの
  2. 二酸化塩素(nanoclo2モバイルタイプ)
  3. 安定型次亜塩素酸ナトリウム5ppm

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◆設置条件

  • 設置スペース:30cm立法のアクリルケース内に設置。
  • 食パン1切れ
  • 湿度:90%~100%(自然帰化式加湿器で湿度を上げる)
  • 室温:25℃前後に設定

 


カビ発生の比較実験の結果

①防カビ対策をしていない

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13日目のカビ増殖状態詳細

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②二酸化塩素ガスによる防カビ効果(ナノクロ 3g)

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13日目のカビ増殖状態詳細

二酸化塩素ガスが接触していると思われるパン上面及び四方の側面(パンのミミ部分)には13日経過後もカビの発生は見受けられない。

ただし、二酸化塩素ガスと接触していない底面部分(お皿と接触していた部分)には5日目からカビが発生し始めるが、その増殖スピードは防カビ剤なしの状態よりも大幅に遅いことが確認できた。


③安定型次亜塩素酸ナトリウム(自然気化)による防カビ効果

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13日目のカビ増殖状態詳細

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12日目からパン表面に黒カビが発生。13日目にはパンの側面(ミミ部分)にも青カビが斑に発生。安定型次亜塩素酸ナトリウムの自然気化での防カビ効果は気流のない閉鎖的な空間で湿度が100%以上の状態が数日続いた場合日数には数日後にカビが発生することが分かりました。


カビ発生実験の結果からのまとめ

30cm立法のアクリルケース内の湿度が長時間にわたり100%以上の状態にあるため、安定型次亜塩素酸ナトリウムの自然気化が止まってしまったことによりアクリケース内に気化していた安定型次亜塩素酸ナトリウムの有効塩素濃度が無くなったことが考えられる。

気化させる不織布のカビの発生は有効塩素濃度だけが気化し不織布には塩素濃度が抜けた水だけが長時間残っていたことによりカビが発生したものと考えられます。

なお、パンの裏面は元々安定型次亜塩素酸ナトリウムの塩素に接触しておらず防カビ効果のない面としてカビが発生。

 

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